【金色のガッシュ】ゼオンはクリアと戦っていたら勝てたのか。

金色のガッシュにおいて、最強の敵と言えば2人存在するように思います。

一人はゼオン。

雷帝と恐れられ、厳しい特訓を耐え抜いた別格の魔物です。

スペックは

肉体強化を使った敵を素の状態でねじ伏せることが出来る身体能力に加えて、あらゆる状況に対応できる多彩な電撃技、また揺らぐことのない精神力

作中においても、トップの中のトップと言える能力を持っていると言える魔物です。

 

もう一人はクリアノートです。

それまでの魔物とは一線を画します。

ブラゴを赤子の手をひねる如く、一蹴する身体能力。

呪文は全てが「消す」ことに特化しており、発動の所作も極めて小さいことから、ほぼ不可避となっています。

魔物単体のスペックならば、間違いなく最強でしょう。

 

この2体が相対したとして、どちらに軍配が上がるのでしょうか。

今回は考察してみようと思います。

目次

クリアVSゼオン。状況整理

  • 本の持ち主
  • 戦闘経験
  • 脅威度

本の持ち主について

ゼオンの持ち主→デュフォー

ゼオンの持ち主はデュフォーと言われる青年です。

ずば抜けた知性を持ち、その頭脳は研究の対象として利用されるほどに鋭く研ぎ澄まされています。

一言で言えば、天才です。

くわえて、

「アンサートーカー」

という

どんな物事、事象、現象でも、正確な答えをはじき出せる

作中でも、最強クラスの能力を有しています。

 

心の力も非常に強力であり、レベルの高い呪文を間を挟むことなく連発できます。

戦局の理解もずば抜けており、ゼオンに対する指示は的確かつ無駄がありません。

本人も類まれなる戦闘センスを有しており、本の持ち主の中では、間違いなく最強と言えるでしょう。

 

因みに、デュフォーのエピソードは泣けるものが多いので、単行本を手に取ってみてほしいですね。

クリアの持ち主→ヴィノー

生後生まれて間もない赤子です。

しかし、非常に頭が良いのか呪文を唱えることが出来るし、なにより、心の力がずば抜けて高く、高等呪文を連発することが出来ます。

赤子ということで、身を守るすべがないのでクリアの力を半分ほど削ってバリアを施していると言います。

ぶっちゃけ

クリアだからこそ、強力な使い手になりました。

しかし、普通の魔物だったら外れくじも良い所。

デュフォーに比べると、数段劣る印象です。

戦闘経験について

これに関しては、ゼオンの方が豊富であると考えられます。

というよりも、クリアノートが圧倒的過ぎるが故に、

窮地に追い込まれることがない

というのが、正直なところです。

 

ゼオンは魔界にいたころから、命を脅かすほどの修羅場を何度もくぐってきたのに対し、クリアは圧倒的な初期値の高さでごり押しで敵を倒してきた。

そうなれば、追い込まれる状況になることがまずないわけです。

実際に作中において追い込まれるシーンがあり、それはアシュロンにどてっぱらを貫かれたときです。

自身と拮抗する強者と戦い、取り乱す場合に限ってはクリアは経験値がない分、不利になると考えられます。

脅威度

ここまで書けば、ゼオンの方が優勢に思われるでしょう。

しかし、作品を読み返してみると「脅威度」というものが全く違うことが分かります。

 

竜族の神童であるアシュロンは、ゼオンやリオウが暗躍しているところを知っていました。しかし、それを黙認し、

ギリギリのところで対処できる

と判断したのです。

 

一方、クリアに対しては最初の方からかなりの警戒を張っていることが分かります。

そういった圧倒的強者の第三者視点を挟むと

 

魔物単体としての脅威度は

クリア>ゼオン

の式が成り立つのです。

 

それを踏まえて、以下のような結論をブログ主は出しました。

強化前クリア&取り巻き不在ならば、ゼオンが勝つ

クリアノートの強さは

取り巻きが優秀だった

ということもあります。

 

というのは、ゴームという魔物を従えて行動していたのです。

ゴームは時空に穴をあけることが出来、瞬間移動をしたり、異次元に閉じこもったりできます。

この能力をクリアは最大限利用していました。

目当てに魔物の前に姿を現し、倒したり、自身がやられそうになったときに逃走をしたり。

 

つまるところ

クリアの強さの一端はゴームがある程度担っていた。

とも考えられます。

 

そう考えた時、次の結論になります。

タイマンだったら、さすがにデュフォー、ゼオンに勝てない

クリアが持っている消滅の力は初見殺しです。

ブラゴも不意の一撃で、腕が使い物にならなくなりました。

 

しかし、クリアが手をかざした瞬間、勘のいいデュフォーはアンサートーカーの力を使い、対処してしまうでしょう。

 

また、パートナーのヴィノーがどうしても足を引っ張ってしまうと思います。

そして、ある程度拮抗した実力の中、長期戦になることが予想されます。

消耗戦になったとき、赤子のヴィノーは心の力より先に体力の限界が来ると思われます。

またクリアもバリアに体力を使っている状態なのでどんどん戦力に差が出てきます。

 

その結果、じり貧になったクリアは負けてしまうのではないでしょうか。

 

そう考えるとやはり、軍配はゼオン&デュフォーに上がると思ってしまいます。

仮にゴームがいたら、完全体化されて負けるのではないか。

しかしながら、作中でやっていたようにゴームがいたら、どれだけ追い詰めても異空間に逃げられてしまい、完全体化されてしまいます。

 

完全体となったクリアは比にならないほど強力になっており、恐らくゼオン一人ではどうにもならないだろうと思います。

そう考えれば、ゼオンは負けてしまうでしょう。

 

しかし、デュフォーがアンサトーカーを使えるのであれば、ゴームの居場所も察知できると思うので、クリアが逃げるのを察知できるかもしれません。

 

結論、6対4ぐらいでゼオンじゃないだろうか。

ということで、ここまで書きました。

結論から言えば、6対4ぐらいでゼオンが勝ちそうな気がします。魔物単体でのスペックならば、ブラゴをぼこぼこにしたクリアが勝つでしょう。

しかし、禁呪を使ってゴリゴリに肉体強化したリオウですら赤子扱いするゼオンの身体能力は、クリアに肉薄するレベルだと思います。

 

で、そうなってくるとやはりパートナーの力関係が如実に出てくるのです。

 

いくら心の力が強いとはいえ、自身の命ですら捨て駒に出来るデュフォーの胆力&戦闘スキル。加えて、アンサートーカーを用いた緻密な戦略をされる。

こうなってしまっては、

「クリアの能力ごり押しではどうにもならない」

と考えるのが普通です。

 

シン・クリア・セウノウス

がありますが、これに関してもゼオンの術の威力とデュフォーの判断力で、相殺は無理にしても、角度をずらすなりして直撃は免れることが出来そうです。

ゼオンがガッシュに負けたのは、瞬間最大風速もあると思っています。

とはいっても、ゼオンはガッシュに負けているので、そのガッシュよりはるかに強いクリアを前にすると

クリア>ガッシュ>ゼオン

の式が成り立ってしまいます。

 

しかし、ガッシュがゼオンに勝てたのはいろいろな要因が重なった上での(ゼオン、デュフォーが感情的になるなど)の勝利であると思われます。

クリア相手となれば、私情を挟むことなく、シンプルに倒すことが目的になるので、ブログ主が散々書いた結果になるのではないかと、思っています。

【まとめ】クリアノートはパートナーガチャに失敗した?

ここまで書いたらなんとなく分かる人もいると思います。

クリアノート自体はとんでもなく強いのですが、どうにもパートナーが赤子のせいでゼオンを初め、アシュロンなどの強者が相手だと不利になってしまうのです。

 

しかし、クリアの消滅の術を使いこなすには、ヴィノーのように純粋無垢の赤子でないといけないのかもしれません。

その辺の真相は分かりませんが、クリアは強すぎるが故にストッパーを付けられたキャラのように思えてなりません。

 

ただ、クリアVSゼオンの夢のカードは多くの読者が気になっていたであろうことから、今回考察してみました。

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この記事を書いた人

このサイトを運営しているMinです。
影響を受けたアニメは数知れずですが、個人的に今すぐに見てもらいたいアニメーションは「進撃の巨人」。
ありきたりと言えば、ありきたりですが、この作品は原作もさることながらアニメーションも実に素晴らしく、原作厨もうなる内容になっているのではないかと思っています。
このような素晴らしい日本の数多くあるアニメの中でも個人的におすすめのものを紹介していきますので、宜しくお願いします♪

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