ドラゴンボールで初めてスーパーサイヤ人の次元を超えたのが、孫悟飯です。
孫悟飯は作中序盤から、怒りだすと何をしでかすかわからない部分を持ち合わせていました。
それを悟空に見込まれた結果、セルに悟飯を追い詰めるようにけしかけました。
サイヤ人らしい指導方法で、最初の方は悟飯がやられてしまいそうになる部分もあってひやひやしたのですが最終的には、16号の頭が踏みつぶされてしまい、その後にリミッターが外れます。
悟飯の体の周りには電撃がほとばしり、悟飯はスーパーサイヤ人の限界を突破します。
SSJ2の孫悟飯の特徴
とにかく強い
というのが、特徴です。
ドラゴンボールは肉弾戦、遠距離戦闘、空中戦があります。
そのいずれにおいてもセルを上回っています。
シンプルに強いことも、一つあるのですが、性格もまた戦い向きです。
甘さが消えており、かつて星を滅ぼして栄えていたサイヤ人の血が全面的に出ている状態です。
怯えているセルに対して、徹底的に痛めつけようとあえてとどめを刺さない場面が見られ、凶暴さや残虐性を感じさせます。
肉弾戦の強さ
一体で、トランクスと互角にやり合うセルジュニアを一撃で粉砕しています。
また、パンチには規格外のウエイトが乗っており、殴られた箇所にこぶしがめり込んで、背中側からこぶしの形が分かるぐらいです。
みぞおちにパンチを食らったセルの場合、18号を吐き出してしまうほどでした。
必殺技
必殺技はかめはめ波を駆使します。
かなりの完成度を誇り、セルがフルチャージしたかめはめ波に、間に合わせで打ったかめはめ波をぶつけ、一方的に押し返してしまうほどです。
パーフェクトセルと万全で戦っていたら
ドラゴンボールのIFの戦いの中でも、多くの読者が熱望しているのが
パーフェクトセルVS万全の悟飯
ではないでしょうか。
実際パーフェクトセルはすごく強かったです。
溢れんばかりのオーラに、体の周りに電撃が走っている描写はSSJ2固有のように感じられるので、自爆生還後のセルは
スーパーサイヤ人の壁を超えていた
、と言えるでしょう。
孫悟飯にも引けを取らない実力を持っているのではないかと考えます。
パーフェクトセルの強さ
- 瞬間移動
- 太陽系破壊かめはめ波
- 躊躇のなさ
- 再生能力とサイヤ人の細胞
瞬間移動
パーフェクトセルの強さと言えば、これが第一に挙げられると思います。
瞬間移動が出来ます
これは、悟空が死ぬ間際に見せた瞬間移動を瞬時に盗んだもの、と考えられます。
作中では大げさに描写されていないのですが、これがセルの恐ろしい部分でしょう。
悟空が1年かかってようやくマスターした瞬間移動を、モノの数回(瞬間移動かめはめ波、自爆後など)見ただけで、自分のモノにする。
と書けば、その恐ろしさもなんとなく分かるのではないでしょうか。
太陽系破壊かめはめ波
死の淵から蘇り、力に満ち溢れているセル。
そこから放たれるかめはめ波はすさまじい威力で、ゲームにおいては
太陽系破壊かめはめ波
と呼ばれています。
ドラゴンボールは割と誇張表現も多い作品なので、さすがに太陽系は言い過ぎだと思われますが、それでもとてつもない威力を持っていたと思われます。
躊躇のなさ
一度地獄を見ているので、躊躇がないです。
完全体になったときに見せていた余裕もなく、地球に帰ってくるや否や地球ごと破壊する準備をしていました。
再生能力とサイヤ人の細胞
- 体の核が欠損しない限り、何度でも再生できる能力
- 死の淵から蘇ることで限界を超えることが出来る能力。
この2つがうまい具合にかみ合っています。
パーフェクトセルVS孫悟飯は悟飯が勝つ。
結果は言うまでもなく、悟飯が勝ちます。
そう考えられる理由を上げると、
そもそも、悟飯は不利な状態でセルに勝ったのです。
ベジータに放たれた気弾をかばった際に、片腕を負傷しています。
その際にセルは
大分、気が落ちているぞ
と言っているので、この時点で大きなハンデを背負っていることになります。
それでも、最終的に片腕一本でセルの全力かめはめを持ちこたえて、手助けがあったとはいえ、セルを木っ端みじんにしています。
そう考えれば、気力が充実している状態でセルとやっていたら、
普通に勝っていた
と考えるのが、妥当ではないかと思っています。
そう言える根拠
実際に悟飯もセルが地球に帰ってきた際に、セルの気力の充実度を見たうえで
自分の手で、お父さんの仇が打てる
と言った発言をしていました。
つまり、セルに勝てる算段はあったのだろうと思われます。
セルと悟飯の実力差
それに、完全体セルと孫悟飯の間にあった実力差は
相当なものだった
と思われます。
攻撃は全て避けられ、悟飯の攻撃は全て致命傷になるほど。
かめはめ波対決でもぼろ負けで、本気で打ったかめはめ波に対して、悟飯は片手で放ったかめはめ波で対処しています。
空中戦、肉弾戦、必殺技の威力。
一度死の淵から蘇った程度では埋まらないほどの、実力差があったように個人的には思っています。
セルには瞬間移動がありますが、
セルVS悟空
のように、そういった小細工では埋まらない差というものがあります。
恐らく、どれだけ逃げようとも地の果てまで追いかけまわされて、最終的にはぼこぼこにされるかと思います。
まとめ、孫悟飯の覚醒シーンは作中屈指の名シーンです。
ドラゴンボールの中でも一番、孫悟飯が好きなのもあって例の覚醒シーンは繰り返し読み返すほど好きです。
悟飯の覚醒シーンが多くの読者にウケている理由は、セル戦以前にも
悟飯はキレたら、何をするかわからない
という、描写がいくつもあったからだと思います。
潜在能力では、ドラゴンボールの中でもピカイチ、ということが何度もささやかれていた中での、あの覚醒なわけです。
つまりは、説得力があります。
悟飯覚醒で分かるドラゴンボールのすごい所
ドラゴンボールは一見すると、ノリで書かれているような作品だと思われます。
作者が無類のギャグ好きで、作中でもそういったノリがよく出てくるので、そういったイメージを持つ人もいると思います。
しかし、本作品を「ストーリーもの」として繰り返し読んでみると、前後の話のつなぎ方が本当に鮮やかで無駄がない物と感じられます。
多くの長編漫画は、一度、ボスを倒し終わると箸休め的な部分があってだれたりするのですが、ドラゴンボールは一気に話が進み、気付いたら最後まで読んでしまっているのです。
そう言ったところは、他の漫画にはない部分で、これがドラゴンボールが世代を超えて語り継がれている理由であると思っています。
と、
最後は悟飯覚醒から話が逸れましたが、ここまで読んで頂いた方には感謝です。
ありがとうございました。
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