SHIROBAKOって面白い?【映像作品の裏側を見る。名シーンあり】

SHIROBAKOという作品が、その昔アニメで放送されまして、この作品が僕自身結構好きでした。

SHIROBAKOがどういったアニメかと言うと、端的に言えば

「アニメを作る」

ということになります。

 

ただ、一言にアニメを作ると言っても、

 

その裏側を見るとアニメ会社の涙ぐましい努力と複雑な人間関係、会社同士でのいざこざなどがあるのです。

 

普段見ているアニメも実のところ裏では、とてつもない手間がかかっていることが分かります。そういった業界人の苦労や努力を勉強できる、素晴らしい作品がこのSHIROBAKOです。

 

目次

SHIROBAKOは面白い?

SHIROBAKOの名前の由来はどこから来ているのかと言えば、「白箱」から来ていると言われています。白箱とは、映像工程において完成品のことを言うのだと言いますが、アニメを作っているスタッフはこの白箱を目指して、頑張っているのです。

 

本来は交わることのなかったたくさんの才能がアニメという一つのジャンルで合わさり、シナジーを生む。

 

そういった所は今までのアニメになかった新鮮な部分が見どころではないかと思います。

 

すごく、面白いです。割と勉強とか知的好奇心が強い人は楽しめるのではないかと思ったりします。

SHIROBAKOの名シーン

名シーンは沢山ありますが、個人的には

杉江3日伝説

の話が好きでした。

 

主人公である、宮森葵が働いている武蔵野アニメーションでは、様々な人材がいるのですがその中でもあまり目立たずに、黙々と仕事をしているおじいちゃんがいたのです。

この人が杉江さんです。

 

事件は起こります。

 

武蔵野アニメーションに、絵を書ける人間がおらず、その後の工程の進行が手詰まりに。アニメの進行は激務なので納期を守れないということはつまるところ、「放送中止」を意味し、これはとんでもないことなのです。

 

そこで、宮森葵はいろいろな人に仕事の依頼をするのですが、どこも取り合ってくれず、そこで相談したのが、新世紀アヴァンゲリヲンの監督をしていた菅野監督でした。

 

この人のモデルは間違いなく、エヴァの庵野秀明監督ですね。

業界の大監督に新人の宮森葵は臆さずに相談すると、そこで出てきたのが、杉江さんでした。

「お宅に、杉江さんいてるでしょ?」

 

大ヒットアニメを作った菅野は業界でも天才と言われているのですが、その菅野が

 

杉江さんは天才

 

と認めるほどに、杉江さんの技術は卓越しているものだったというのです。

 

すぐさま、杉江に相談をする葵。

 

すると、今まで仕事を出来ないうっぷんがたまっていたのか、今の進行に対して色々な指摘を示すのでした。

そこから、

「こんな老兵に仕事を与えてくれてありがとう」

 

と、一言、

そして奥さんに

「明日から、帰りが遅くなるから弁当2つ用意して」

 

そこから杉江さんは自分たちの後輩にさまざまな指摘をします。そして自らも書くうえで経験値が必要になる動物の絵も、長年書いてきた経験値で問題なく進めていきます。

 

杉江さんの経験値が今まで蓄えてきた技術が、武蔵野アニメーションを救うことになったのです。

SHIROBAKOで一番好きな名シーンです。

この作品は他にも名シーンがあるのですが、個人的にはこのシーンが一番好きですかね。

 

庵野監督っぽい人が出てきて、びっくりしたのですがそこからさらに、庵野監督がアニメについての持論を語るシーンがすごく好きでした。

俺に書かせたら、おたくの作品は俺の色になってしまう

そういったことを言ったあと、

 

「この仕事を受けれない。」

 

と、ここになんと言うか、映像作品を作っている人間のこだわりを垣間見ることが出来て、こういうのっていいな。と思いました。

 

その後、今現在はそこまで有名でない杉江さんの名前を出して、まるで自分のことのように杉江さんの偉業を誇らしげに語るシーンも

 

「その世界ですごい人間が、同じようにすごい人間に敬意を払っている」

 

という感じで、「なんか、凄いな」と感じましたね。

このブログを立ち上げようとしたきっかけ

実は、このブログを立ち上げようと思ったのも、

こういった映像系の作品をちょっとでも紹介できたらいいな。

と思ったからなんですが、そのきっかけの多くはSHIROBAKOにあると言っても過言ではありません。

僕は以前から、アニメを結構見たり映画を見たりしていたのですが、個人的にはただ見るだけでした。ただ、VODサービスを使わせていただける機会に恵まれまして、そこで無料で視聴することが出来た、このSHIROBAKOを見ました。

 

その時、アニメ業界の裏側を少しだけ覗くことが出来たのでした。

 

アニメの世界と言えば、かなり華やかに思われるかもしれませんが、フォーカスしてみると地道な作業の繰り返しや人間同士で起こる問題がいくつもあり、

本質的な部分では、僕たちが日々やっている仕事と同じなんだな

と実感、そこから食い入るように全24話と、映画を視聴しました。気が付けば見終わっているという非常に完成度の高いアニメです。

 

アニメに対して、語るアニメ。ということで、ワンシーンワンシーンに視聴者に対する気づかいや分かりやすい説明がなされており、離脱されない工夫が垣間見れるのが、個人的に

「業界の人ってすごいな」

と思いましたし、先ほどあった、庵野監督をモデルにした人物がしゃべるシーンでも良く見てみると、ソファーの色がエヴァ初号機になっていたりするんですね。

こういった「小さな遊び心」も、良いなと思わされる作品だったなと思っています。

 

今から7年前に放送された作品ですが、今見ても色あせない名作かと思います。

SHIROBAKOは知的好奇心を満たしてくれる作品でして、そういった人にはオススメです。

この作品は僕からすれば、アニメ入門書のように感じました。

アニメをただ楽しむだけでなくて、その裏側を知り、作り手にはどういった思惑があって、そういった展開になったのか?そしてなぜこういった作画になり、多くの人間が楽しむことが出来ているのか。

それを作っている当の人間たちが、心血を注いで混乱しないように教えてくれるのです。

 

多分、実際のアニメ業界はこのSHIROBAKOで紹介した通りの世界ではないと思います。そこには人間特有の汚さとか、業界人だからこそ分かる厳しさ、みたいなものがあると思います。

 

それでも、アニメ業界のある程度の骨組みをアニメという親しみやすいコンテンツを使い、見ることが出来ます。1話を見るたびにアニメの世界に引き付けられて、そしてなんというか元気をもらえるのです。

ですから、知りたがりな人はぜひ手を伸ばしてみるといいのではないでしょうか。

 

VODサービスを使えば、そこまでお金を払わなくても見ることが出来ます。

世の中にある、当たり前の物には、作り手の涙ぐましい努力がある

僕たちが日々飲んでいる水、食べている肉、野菜。来ている服、そして甘受させてもらっている娯楽も。

どれもこれも、当たり前の物であり、それがなくなることすらも想像できないと思います。

 

しかし、良く考えてみればそういったものが僕達消費者の手元に届くまでには

「作り手」

と呼べる人間の涙ぐましい努力があることは間違いないのです。しかし、そこを見ている人間はかなり少ないのです。

 

勿論、

「それが仕事だろ」

、ということもあるので仕方がないのですがそれでも、そういった業界にいる人が頑張って世の中に貢献しているところを見ると、

 

自分も仕事を頑張らないといけないな。

 

とどこかで思わされるのです。

 

まあ、SHIROBAKOという作品はそういった作り手側の視点に立つことのできる、面白い作品です。バクマン。は漫画家としての苦労を描いた作品でして、あれもすごく面白いのですが、こちらのSHIROBAKOはさらに俯瞰した、業界全体にフォーカスされた作品なのです。

ですから、1話ごとに主人公が変わっていくところも、一つの見どころです。

 

24話、だれることなく走り切った良いアニメなので良ければ視聴してみてはどうでしょうか。

 

 

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この記事を書いた人

このサイトを運営しているMinです。
影響を受けたアニメは数知れずですが、個人的に今すぐに見てもらいたいアニメーションは「進撃の巨人」。
ありきたりと言えば、ありきたりですが、この作品は原作もさることながらアニメーションも実に素晴らしく、原作厨もうなる内容になっているのではないかと思っています。
このような素晴らしい日本の数多くあるアニメの中でも個人的におすすめのものを紹介していきますので、宜しくお願いします♪

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