9つの巨人の中でも、特異な存在である進撃の巨人。
物語の中枢を担う巨人であり、いかなる時も進撃を辞めなかったその姿はまさしく、名前の通りではないかと思います。
しかしながらのその能力は実に複雑です。
そういった中で、進撃の巨人の特性や能力について解説していきたいと思います。
進撃の巨人の概要。
その巨人はいついかなる時代も、自由を求めて進み続けた。
自由のために戦った
名は、
進撃の巨人
- 進撃の巨人の見た目
- 継承者
- 進撃の巨人の能力
- 進撃の巨人の強さ
- 名シーン
- 地ならし時のなんJでの反応について
作中で魅せた特徴から、ネットでの反応について様々な角度から掘り下げて解説していきたいと思います。
この記事を見ることで、進撃の巨人という作品の知識を深めていただければ、幸いです。
進撃の巨人の見た目
身体的な特徴は、継承者によって大きく変わってくるようです。これは他の巨人と同様であると言えるでしょう。
クルーガー、エレンの場合は筋肉質で、引き締まった印象がありました。一方で父親のグリシャはおっさんのような見た目をしています。
体系によって強さを変えるかどうかは分かりません。ただ、どちらにせよ知性巨人としてその役目をまっとうしていることが伺えます。
継承者について
進撃の巨人の継承者は作中においては3人です。
- エレン・クルーガー
- グリシャ・イェーガー
- エレン・イェーガー
上から順番に継承されています。
エレン・クルーガー
初登場時、マーレの治安を守る仕事に就いていました。
グロス曹長のもとで仕事をこなし、レベリオ収容区内にて違反を犯したエルディア人の処罰を日々下します。
幼かったグリシャに対しても、冷酷な処罰を下しています。
ところが、
話が進むとエルディア復権派、影の内通者「フクロウ」であることが明かされ、進撃の巨人の継承者であることが明らかになりました。
その後、グリシャに自らを食わせることにより巨人の継承を行い、エルディア復権の誓いを託します。
13年間、フクロウとしての仕事をまっとうした仕事人です。
グリシャ・イェーガー
エルディア復権派のリーダー格です。表向きは医者としての仕事をこなしていました。
本業はエルディア復権です。
巨人大戦後に虐げられたエルディア人の地位を取り戻すために日々集会を開き、賛同者と憎しみを訴えていました。
元来、明るい少年でしたが、妹がマーレ人によって残酷な死を迎えたところから、人生が大きく変わり始めます。
その後、エルディア帝国の歴史を自ら学び直し、考えを固めます。
巨人大戦の歴史をもとにしたプレゼンは好評で、味方を増やしていったようです。復権派は徐々に力を付け始めます。
しかし、ジーク(実の息子)の密告で、それも御破算になり、妻や仲間などが巨人化。絶望していたところを、クルーガーに救われ進撃の巨人を継承することになります。
エレン・イェーガー
物語の主人公です。
作中においては自由を求めて、歩き続けた結果、多くの犠牲を払うことになります。それでも、歩みを止めず、己の理想に向けて戦い続けました。
グリシャから巨人の力を継承し、しばらくは巨人化の力を使うことはありませんでした。
しかし、「トロスト区の攻防戦」において進撃の力に目覚め、壁内人類の希望及び戦力として戦い続けることになります。
計り知れない苦悩を背負うことになった悲劇の主人公であると言えます。
進撃の巨人の能力
進撃の巨人の能力は、
道を通じて、未来の継承者の記憶を覗き見ることが出来る。
という能力です。
それによって、継承者は自らの人生に対し、強い使命感を抱き前進し続けることになります。
恐らく過去の継承者も未来の進撃の継承者の記憶を見て、自分の人生における使命を背負って行動していたのではないかと思います。
それは、作中における、グリシャやクルーガー、エレンのようにです。
そう考えれば、自分の意志ではなく、他人の意志によって動く。これは誰かの記憶に縛られて人生をまっとうする。ということになります。
ある意味では、自由からもっともかけ離れた巨人であるとも考えられます。
とんでもない皮肉です。
戦いにおける使い勝手は良くない
未来の記憶を見れる。
といいますが、その記憶に関しては部分部分を切り取ったものです。
当然、数秒後の未来なんかを狙ってみることはできません。なので、使い勝手は良くありません。
しかし、作品終盤においてその真の力が描写されており、真の狙いが明らかになります。
結論、以下が進撃の能力だと思われます。
過去の継承者を操る能力
真の能力は、始祖の巨人とかけ合わせることで発揮されます。
道を通じ、過去の継承者に自らの記憶を見せ、操ることが出来る。
グリシャにしても、クルーガーにしても結局は地ならしを行うために青年エレンに操られていたということになります。
グリシャ、クルーガーを結びつけるセリフがあり
「これはお前が始めた物語だろ」
というものがあります。これはクルーガーが発したセリフのように思われますが、本来の出どころはエレン・イェーガーになるのだろうと思われます。
実際に過去の回想において
「これは父さんが始めた物語だろ」
と語っています。
グリシャを突き動かすために、事前にエレンがクルーガーの記憶を操っており、このセリフをグリシャに投げかけさせたわけです。
つまるところ、
- 未来エレン
- クルーガー
- グリシャ
この順番です。恐らくはクルーガーもグリシャという人物をパラディ島に送り込むために、操られていた可能性が高いと言えます。
始祖の力を使うことで、そのほかの巨人を操ることも可能。
進撃の恐ろしいところは、始祖の力と掛け合わせてより発揮されると言えます。
それは、過去の継承者を操るだけでなく、過去の巨人なども操ることが出来ます。
能力の整理をすると
- 進撃→過去の継承者に記憶を見せることが出来る
- 始祖→全てのユミルの民を操ることが出来る。(記憶や身体構造を変えることも出来る。)
エレンは始祖の力も継承しており、王家の人間と触れ合った時にその力を発揮することが出来ます。
作中において、一番最初の接触シーンはダイナフリッツ巨人とのシーンで、この時は全ての巨人を操っています。
ここに関しては、今回話す進撃×始祖の力は使われていないと考えられます。あくまでも始祖オンリーです。
問題は、ヒストリアと接触したシーンとジークに接触したシーンです。
1.ヒストリアとの接触シーンは未来エレンによって、記憶が送られてきた
ヒストリアと接触したときは、道を通じて全ての結末を見てしまったようでした。
これから、マーレに攻め込むことや、戦槌を食らうこと。そして地ならし。全て恐ろしい未来です。
この時に見た景色というのは、未来のエレンから送られて来た物ではないか考えられます。
なぜ未来のエレンはこんなことをしたのかと言えば、エレンを地ならしという結末に誘導するためにです。
地ならしを起こした理由
地ならしを起こさなければ、エレンが本当に守るべきだと思っていた104期生を初めとする、エルディア人を守れません。
仮に地ならしの脅威を見せつけても、それは根本の解決にはなりません。
仮に104期生が死ぬまで、パラディ島を守れても今後の人類は地ならしに対抗する手段を見つけ出すはずです。
それは遥か昔まで全くもって歯が立たなかった人類が現代兵器を駆使して知性巨人と十分に戦えているように、
仮に現代で言うところの核兵器が完成すれば、地ならしなんかも対策出来てしまう様になるでしょう。
となれば、パラディ島の人類は確実に滅ぼされてしまうハズです。
つまるところ、速いうちに手を打たなければ、自分の生まれた故郷を守れないわけです。だから、地ならしを起こそうとしたわけです。
また、世界中で起きている、争いによって生まれる差別や国境における隔たりなんかもなくならなかったと言えます。
仮にパラディ島が滅ぼされなくとも、また自分たちと同じような目に合う国や地域なんかも出てくるでしょう。
パラディ島だけでなく、人類すべてが「本当の自由」を手に入れるためには、既存の文明をある程度壊して、そこに新しい制度を再建する必要があったのだと思います。
だからこそ、人類がギリギリまで存続できる数まで減らそうとしたのではないかと思います。作中においては
「パラディ島が反撃されないために、やった」
と答えていますが、大人になったエレンはもっと先のことを考えることが出来るように思えます。
だからこそ、8割減、という所まで人類を減らし、さらに文明ごと踏みつぶしていったのではないでしょうか。
少なくとも、そこまで数が減り、自分たちを支えていた住処もなくなれば、国境や差別なんて言ってられません。そこから、人類すべてが手を取り合うことは難しくなくなるわけです。
そしてそれが、本来の意味における自由です。
ジークが謳う安楽死計画や、ヒストリアを犠牲にした偽りの平和ではなく、本当の意味での平和です。
だれもが自分らしく生きていくことが出来るのです。そこには壁もありませんし、憎しみの心もありません。
そういった、先々まで考えたうえで、エレンは地ならしを発動したかったのだと思います。少なくとも人類の希望を抱いたうえで、破壊をしたわけです。
そして、その導火線となるグリシャやクルーガーを始祖×進撃の力を駆使して操ったのではないでしょうか。
2.ジークとの接触によって多くの巨人を操り、自分の思い通りにことを進めます。
座標にて、ジークとの接触を図りました。
ここで、多くの過去改変を行っていたと思われます。
作中においてはグリシャの過去を改変したシーンが描かれていますが、
恐らくそれ以外の人物の過去も大幅に改変したのではないかと考えられます。
キーとなるのは、
「巨人を操れる」
と語っていたことです。
壁を破って、壁内に忍び込んだベルトルトは、物陰に隠れているところをダイナ巨人に発見されました。
しかし、ダイナはベルトルトをスルーしてエレンの家に直行します。この時にエレンは
「このダイナを操っていたのは、自分だった」
と告白しています。
それと同じ要領で、他の巨人を操っていくことによって間接的に色々な人物の過去を改変していたのではないかと思います。
ヒストリアが女王となって、戴冠式を行うことが出来たのは、ロッドレイスを倒すことが出来たからです。そのロッドレイスを操っていたのは、他でもないエレンなのではないかと思います。
なぜなら、戴冠式を行わなければ、エレンとヒストリアが接触出来ず、未来の記憶を見せられないからです。
そうなれば、地ならしという結論はなくなります。
だから、ロッドレイス巨人を壁に向かわせてヒストリアに打ち取らせたのではないか。と思われます。
こんな感じで、過去に干渉できる進撃とすべてを操ることが出来る始祖の力をかけ合わせることによって、あらゆる現実をコントロールすることが出来ます。
そう考えると進撃は始祖と交わってこそ、強力なのではないかと考えられますね。
進撃の巨人の強さ
進撃の巨人の能力について書きましたが巨人としての強さはどんなものなのでしょうか。作中での活躍を見るに、以下の通りだと思います。
- オールラウンダー
- 伸びしろ○
オールラウンダー
進撃の巨人はオールラウンダーであると言えます。
戦いにおいてこれといった特徴はありませんが、それなりの持久力があり、素早さがあり、打撃力があります。
つまるところは、使い手次第の巨人といえそういった意味においては女型の巨人と同じように、格闘技などに精通していると強い力を発揮するのではないかと思われます。
伸びしろ○
ただ、他の巨人の吸収で、高いポテンシャルを引き出すことも可能なようです。
特に硬質化の獲得によって得られたものは多く、打撃強化や建造物の作成等々、多くの場面で役立っています。
また、戦槌の巨人を吸収することによってその能力をいかんなく発揮していました。
先ほど上げた始祖の巨人なんかも上手く使えていましたし、使い手が良かったのか、進撃の特性なのか。
分かりませんが、巨人としてのポテンシャルは高いように感じます。
進撃の巨人の戦闘シーンや名シーンを抜粋
進撃の巨人は主人公が継承している巨人なだけあって、戦闘シーンも多いです。それらを3つほど抜粋していきたいと思っています。
- VS鎧の巨人
- 伏線回収
- VS戦槌の巨人
- 始祖発動時の進撃
VS鎧の巨人
鎧の巨人との戦いは名シーンだったと思われます。
作者の諌山先生も
「このシーンは良く書けている。」
とファンブックにて語っており、格闘技的なノリで描かれております。
エレン自身は
「アニの方がずっと手ごわかった」
と語っており、鎧の巨人に関節技を用いることで、占め落とそうとしていました。柔軟性がない鎧の巨人に対しこの攻撃は抜群に聴いており、ライナー自体は剛の戦い方は出来ても、柔の戦いには向いていないことが伺えます。
伏線回収
進撃の巨人というタイトルに対して、違和感を覚えている人は多かったと思います。
なんで、進撃の巨人?巨人側が進撃することを意味しているのかな?
敵視点のタイトルなんて変わっているな。
といった感じでしょうか。
しかし、作中中盤において伏線回収がされます。
何を隠そうエレンの継承している知性巨人が「進撃の巨人」と呼ばれていたわけですね。
その巨人はいついかなる時代も自由を求めて、進み続けた。名は進撃の巨人
このシーンは作中屈指の名シーンではないかと思います。
進撃の巨人は巨人を全て滅ぼした後も、自身の自由のために、あらゆるものを駆逐するために歩みを止めませんでした。
VS戦槌の巨人
マーレに宣戦布告をする中で、進撃は戦槌の巨人と相対します。
遠距離攻撃や硬質化によって武器を作り出し臨機応変に戦ってくる戦槌の巨人に苦戦を強いられるのですが、冷静さを失いませんでした。
進撃の巨人が勝っている点である持久力を駆使した戦いで、戦槌の弱点を見出し、そこから逆転勝利を収めています。結果的に戦槌の力も吸収しました。
いつも正面突破で強引に戦っていた中で、様々な思考を凝らした中で手に入れた勝利であり、当時の読者は
「あのエレンがここまで成長するなんて」
と思ったのではないでしょうか。
始祖発動時の進撃
このシーンも名シーンではないかと思っています。
始祖の巨人の力を活用することによって地ならしを発動します。そこから、人類に向けての侵攻を始めるのですが、この時のセリフも印象的です。
壁の巨人は島の外にある全ての地表を踏み鳴らす、そこにある命を全て駆逐するまで
これは、初期に出てきた
駆逐してやる、一匹残らず
というセリフのオマージュですね。
進撃の巨人という知性巨人は、駆逐という言葉がついて回る巨人であり、それに関しては自由を求めて歩み続ける性質上、仕方がないと考えることが出来ます。
やはり、自由を手に入れようと思うのであれば、その他の命や概念が邪魔になってしまうわけです。そういった中で、自分の目指す過程としてそれ相応、他の犠牲が必要になってくるわけです。
地ならし時のなんJでの反応
最後に地ならしが起きた時のネットの反応を振り返っていきたいと思います。
2: まんがとあにめ 20/12/30(水)01:25:45
超大型巨人はエネルギー消費ヤバいから歩く度に痩せ細っていくはずなのに
なんで地ならしはずっと太ったままなんやろ
5: まんがとあにめ 20/12/30(水)01:27:15
>>2
あれはデカい無垢って感じやろ
9: まんがとあにめ 20/12/30(水)01:28:36
>>5
ロッドレイスのデカい巨人もエネルギー消費でやせ細ってたから無垢もやせ細るはずやで
まぁ地ならしのために消した設定なんやろけど
3: まんがとあにめ 20/12/30(水)01:26:37
地ならし用の特別製なんじゃね
25: まんがとあにめ 20/12/30(水)01:35:24
9つの巨人全員合体の展開あるかと思ったけどなさそうやな
28: まんがとあにめ 20/12/30(水)01:39:23
見返したけどロッドレイス巨人がやせ細っていくという描写は無いように思う
30: まんがとあにめ 20/12/30(水)01:40:03
>>28
ワイがレスバに勝つために作った設定や
見返すのはズルい
ちなみに、進撃の巨人の戦犯についても、議論しているスレッド発見↓
1: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:12:24.27 ID:3zJa/9uB0
教えてクレメンス
2: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:12:43.60 ID:GCAENRGh0
エレン6: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:13:24.71 ID:sga3hrhH0
王7: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:13:25.03 ID:mlOIUwib0
ちょっかい出したマーレ10: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:13:36.97 ID:bNagVoK4a
グロス曹長11: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:13:46.97 ID:+xuJK0A+0
人間がみんな悪い
憎しみの連鎖や12: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:13:53.87 ID:oz6p6IYx0
王13: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:14:02.89 ID:2Wj5oNiu0
勝った方が正義やぞ16: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:14:22.18 ID:DkLB46emd
作品での問題の原因は大体カールフリッツ19: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:14:33.94 ID:hi2YvIFUd
巨人軍20: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:14:43.17 ID:/uiygpxk0
生粋の奴隷ことユミル24: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:15:04.85 ID:b9tEL9sH0
全ての真理は弱肉強食
弱者即ち悪25: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:15:05.26 ID:wbmmIK7B0
諫山「俺とライナーが悪い」27: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:15:27.15 ID:Bg5PQjS+0
145代フリッツ王が全ての戦犯やろ28: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:15:32.08 ID:xEYAYKxA0
フロックよく考えたら悪いわアイツ47: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:18:15.32 ID:k+IGQRXu0
>>28
ワイン知ってたのに黙ってたあたりは正直擁護のしようがないよね100: 風吹けば名無し 2021/02/25(木) 02:27:56.93 ID:p165cswLa
>>47
フロック最初嫌いだったけど読み返したら兵士の中で一番絶望味わってそうだししゃーない
あの特攻のこと考えるとな
誰が悪いかの議論をしても、1人に絞ることが難しいようです。
こうやって見れば、進撃の巨人という作品がいかに、精緻に作られているのかを理解することが出来ますね。
進撃の巨人まとめ
タイトルにもなっている進撃の巨人についてまとめてみました。
自由を求めて、歩き続ける。
という設定が他の巨人と一線を画している感じがしてカッコいい巨人です。
しかし掘り下げてみると、いかに悲劇を背負ってきた巨人であるかが分かります。
作中ではグリシャ、クルーガー、エレンなどが継承してその役目をまっとうしていることが分かりますが、恐らくそれ以前の進撃の巨人も結末に向けて、代々継承をしていったのではないかと考えられます。
それぞれが13年という人生の中で、自分がやるべき仕事をまっとうして戦い続けてきたわけです。
これは先ほども書きましたが、9つの巨人の中で最も不自由な巨人ではないかと考えられます。
自由を求めるが故に、生き方を縛られる。
しかし、自分が不自由を選ぶからこそ、他の人間が生きる道を見出すことが出来るわけであり。そこには最大の「自己犠牲」がある気がします。
進撃の巨人はバッドエンドであり、ハッピーエンドの作品ですが、その作品を象徴するのはやはり進撃の巨人ではないかと考えられます。
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