鬼滅の刃で最強を決めるなら、継国縁壱が第一に挙げられます。
それぐらい、このキャラクターはおかしいです。
ラスボスでも手を終えない存在であり、無惨も
「あれはこの世の理の外にいる」
と評します。
柱が全員がかりでも勝負にならない無惨が縁壱に勝てないために、
「縁壱が息を引き取ってから作戦を進めよう」
と言う、小学生でも思いつくような、地味極まりない作戦を取るほどに縁壱は強いです。
(縁壱がいなくなるまで引きこもるラスボスの図)
そんな、縁壱の強すぎるエピソードについて今回は掘り下げていきたいと思います。
継国縁壱とはどういった人物だったのか。
人物的に言えば、
天然系です。
なんと、自分が強いことをあまり自覚しておらず、本人は奥さんと子供と幸せに暮らせればそれでいい、と語るほどスローライフです。
そんな姿は周りから見れば謙虚に映り、実の兄からは
「非の打ちどころのない人物」
のように言われています。
呼吸の発明者であり、指導の天才
始まりの呼吸
と称され、物語の中で剣術に呼吸を応用した初めての人物です。
縁壱は指導者としても優秀で、自身の生み出した呼吸法を炎や水、風など、元来優れた流派の中に上手く組み込むことが出来ました。
その後、数多の流派と親交を深め、鬼を狩るために結成されたのが鬼殺隊です。
強力な剣技を身に着けた一流の剣士たちは多くの鬼を討伐することになります。
継国縁壱の最強、チートエピソード
- 生まれた時から透き通る世界が使えた
- 剣を握ったその日から並みの使い手より強い
- ずっと痣が出ている
- 痣が出ているのに、天寿をまっとう
- ラスボスはノーダメ討伐が基本
- ラスボスのトラウマになる
- おじいちゃんになっても最強
- 鬼になったお兄ちゃんよりも余裕で強い
- 優れた才能を持つものはすぐ出てくる、などとぬかす
①.生まれた時から透き通る世界が使えた
ごく一握り、
「透き通る世界」
という領域に達するものがいます。
これは、途方もない努力、そして時間を犠牲にやっと踏み込める至高の領域とされています。
この状態に入ると相手の体が透けて見え、筋肉の動き、肺の膨らみなどから次の攻撃を予測することが出来ます。また、相手の意識の間を縫うように動けるので、気配を察知されずに攻撃できます。
この至高の領域に縁壱は生まれた時から入れました。
しかも、一定の期間ではなく常に世界が透き通っていたと言います。
②.剣を握ったその日から並みの使い手より強い
遊び半分で稽古に参加した縁壱は、兄の厳勝の指南役を務めていた人物と一本勝負をします。
結果は縁壱の圧勝でした。
透き通る世界だけでなく、身体能力に関しても並みの人間を凌駕していました。
③.ずっと痣が出ている
呼吸を極めた剣士は額に痣が浮き出てきます。
「痣者」は身体能力を向上させることが出来ます。通常なら上弦3体を必要とする柱でも痣を出せば、互角に戦うことも可能です。
言うなればドーピングのようなものです。
反動が大きい技で、使うことがためらわれるものです。
しかし、縁壱は常に痣が出ており、言ってみれば常にドーピングをしています。
④.痣が出ているのに普通に天寿を全う
痣の最大のリスクは寿命の前借にあります。
痣を出せば、計り知れない力を出せる代わりに、25歳を境に息を引き取るようになっています。
しかし、常に痣が出ている縁壱はそんなことはお構いなしに天寿を全うしました。
⑤.ラスボスノーダメ討伐は基本
縁壱は作中、一度も傷をつけられたことがない剣士でもあります。初めて鬼舞辻無惨と合いまみえた時
「この生き物は存在してはいけない」
と悟りました。
透き通る世界が使える縁壱の目から見た無惨はこの世の物とは思えぬ異形をしており、脳は5つ、心臓は7つあった、とされています。
そして発せられる雰囲気から見るに、この生物をこのまま生かしておくことは不味い、と判断し瞬時に切りかかりました。
(この時、日の呼吸の型が完成する)
一瞬で切り伏せた後、実力差を悟った無惨は1800ほどに分裂し逃亡を図ります。
しかし、その内1500と少しを切り落とし、作中最強の敵である無惨を寸での所まで追い詰めました。
現代の柱が戦った無惨は弱くなっている
そう考えれば柱たちが全員で立ち向かった時、無惨はかなり弱体化していることが考えられます。
体のほとんどを切り落とされ、全身には縁壱に滅多切りにされた古傷が残っています。
つまり、縁壱は全盛期にあった無惨を完膚なきまでに叩きのめしているのです。
⑥.ラスボスのトラウマになる
ぼこぼこにされたので、無惨はトラウマを抱えてしまいます。
「あれはこの世の理の外にいる」
「真の怪物は私ではなく、あの剣士」
「この程度の斬撃、あの剣士には到底及ばない」
ことあるごとに、縁壱を引き合いに出してきます。
実際に起こした行動としては、縁壱と同じ日の呼吸を使えるものを徹底的に撲滅していったと言います。
生きることに対して貪欲な無惨にとって、縁壱は唯一無二の天敵だったことが作中より伺えます。
⑦.おじいちゃんになっても最強(死ぬ直前まで最強)
天寿を全うした縁壱ですが、死ぬ直前まで最強でした。
その太刀筋は一切衰えていなかったと言います。
⑧.鬼になったお兄ちゃんより余裕で強い
縁壱の兄は厳勝といいます。
厳勝もまた、優秀な剣士でした。
月の呼吸という、日の呼吸を派生させた呼吸を使いこなします。
縁壱がおかしすぎるだけで、厳勝も十二分に最強クラスの剣士で、その才覚は鬼殺隊において多くの鬼を討伐するのに一躍買ったでしょう。そんな人物が強さと寿命を求めて鬼になったわけですから、計り知れない実力を得ました。
(名を改めて黒死牟)
しかし、縁壱はそれをはるかに上回る強さで、足元にも及びませんでした。
老人となった縁壱の太刀筋に手も足も出なかったぐらいです。
ちなみに、その決闘で縁壱はこと切れ、戦いの中で天寿を全うしたのです。
そして、最期の人達は厳勝には届きませんでした。それでも、あと数秒寿命が長ければ、厳勝の上弦の鬼ライフはそこで終わっていたと言えます。
⑨.「自分よりも才ある者はすぐ出てくる」とか抜かす
ここまで語れば、最強は揺るがない怪物であることが分かります。
しかし、当の本人は
「自分たちよりも才能のある者はすぐに出てくる」
と語ります。
しかも、剣の才能を誰よりも欲している実の兄の前でです。ナチュラルに嫌な奴だと思われるワンシーンです。
それを聴いた、厳勝は
「なにいってんの?」
といった表情となっており、このシーンは鬼滅の刃屈指のネタシーンとされています。
圧倒的に最強である縁壱の戦い方
最強である縁壱の戦い方は、高い身体能力と透き通る世界に加えてヒノカミカグラという固有の剣技によって成り立っています。
この剣技は1~12の型を順に繰り出していき、そしてまた1の型に戻る。というサイクル的な技です。
鬼舞辻無惨は心臓を7つ、脳を5つもっており、そのすべてを破壊し続ける必要があるために、この技が考案されたと言われています。
その技を受け継いだ炭次郎は完璧ではなく、ただ使える程度でした。しかし、縁壱はこの技をこの上なく高い精度、速度で繰り出すことが出来ます。
その結果、この速度で無惨を切り伏せています。
また、この斬撃をくらった鬼は再生しないとされます。
つまりは、鬼を打ち取るべくした生まれた剣技です。
しかし、大抵の鬼ならばヒノカミカグラを使わずとも一瞬で切り飛ばすことが出来ます。
カッコつけている童磨も、兄である黒死牟も、武闘派の猗窩座も関係なく秒殺されます。それぐらい揺るがない強さを誇ります。
まとめ、最強の剣士
鬼滅の刃はアニメの出来が素晴らしいです。
原作を既読済みでも、思わず手が伸びてしまいます。
映画もアニメも両方良かったので、今度はじまる遊郭編を初め様々な話が待ち遠しいです。首を流して待っています。
当の縁壱の圧倒的な強さをアニメスタッフ一同はどういった表現をされるのか楽しみです。
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