大ヒットを飛ばした、無限列車編ですが一番の見どころは
煉獄VS猗窩座
ではないかと思っています。
上弦の参という、それまでの敵とは一線を画す敵に対して、勇猛果敢に挑む炎柱。
煉獄杏寿郎は、下弦の鬼までしか討伐した経験がなく、まさしく未知の領域に足を踏み入れる戦いでした。
戦わなくても分かる、上弦の威圧感。
本来ならば、逃げ出したいと思うハズですが、それでも煉獄は役目をまっとうします。
煉獄の剣技は練り上げられており、猗窩座にさえも傷を負わせるほど。
しかし、猗窩座は上弦の鬼。切っても切っても瞬く間に再生されるので、次第に劣勢になっていきます。
そういった勝つ見込みのない戦いにも、人間として、隊士として、そして剣士として、任務を全うし、食い下がる姿に柱の凄味を感じた視聴者は多いのではないでしょうか。
ブログ主もその一人です。
猗窩座VS煉獄の戦いで多くの人が感じたであろうこと。
当時の読者が多く感じたことを書きます。
煉獄さんは猗窩座の噛ませ犬的な存在なんだな・・・
ブログ主は、単行本で鬼滅を読んでいました。
そして、当時の戦いを見て上のことを思いましたし、ブログ主と同じことを感じた人もいるのではないでしょうか。
実際に扱いとしては、
圧倒的な強さを誇る柱でさえも圧倒する上弦の恐ろしさ
ドラゴンボールで言うところのピッコロみたいな感じです。
ピッコロもナッパの攻撃をかばって、孫悟飯を守り、思いを託します。
その後のピッコロはあまり戦績は振るわないとことで知られます。
(フリーザやセルを追い詰めるも、次の形態でボコられる)
煉獄さんも作中でも序盤の方で、息絶えてしまったので読者から見れば、
柱の中でもあまり強くない方なんじゃないか
というイメージがついてしまっているのではないでしょうか。
しかし、全巻終わってから見てみると、煉獄って普通に強かった
上の通りです。
煉獄って普通に強いよな
ということが、分かったりします。
猗窩座は良い物差しになる。
鬼滅の刃を読んでいると、
猗窩座というキャラクターは良い「物差し」になると感じます。
というのは、猗窩座といい勝負を出来るかな否かが強者であるかそうでないかの境目になりそうだからです。
炭治郎は初登場時の猗窩座の前では相手になりませんでした。そもそも、眼中にすらなく邪魔者扱いです。
しかし、実力をつけ、再び会いまみえるときになると猗窩座に
俺は嬉しいぞ
杏寿郎は死んで正解だった
と褒められるほど、強くなりました。
その時の炭治郎の実力は義勇曰く
柱と同等以上
とのことだったので、
猗窩座に認められる=柱でも優秀な部類
という指標になると思われます。
そう考えれば、当時、柱稽古もなしに猗窩座と善戦をした煉獄の実力もなんとなく浮き彫りになってくるような気がします。
煉獄VS猗窩座からわかる、煉獄の強さ
猗窩座と言えば、
敵の闘気を見て、ある程度強さを値踏みする
という、スカウター的な力を持っています。
その猗窩座からして煉獄は
練り上げられた闘気、至高の領域に近い
との太鼓判を押され
有名なセリフ
鬼にならないか、杏寿郎
と大絶賛を受けています。
そして、作品を通して上位の強さを誇っている猗窩座に多少の油断はあったとはいえ、致命傷を与えています。そして、敗走させるまで至りました。
ここまでの深手を負わせることは、痣を出した義勇にもできませんでした。
そう考えれば、煉獄はただ相手が悪かっただけで、早期退場させられたキャラクターになります。
実際は、柱の中でも上位に食い込むほど強かったのだと、個人的に思っています。
他の柱からの評価も高い。
それを裏付けるものとして、他の柱からも高い評価を受けているのです。
宇随天元からは
煉獄、お前のようには俺はなれない
と言われていますし、
番外編において、胡蝶しのぶからも絶大な信頼を受けていることが見受けられます。
また、煉獄の戦いは炭治郎の中に残り続け、一つの模範となっているのです。作中で最後まで煉獄さんの生き様に背中を押されていました。
そして、
誰よりも強く、誰よりも優しい人だった
と、炭治郎は語っているのです。
「誰よりも強く」
の部分は、実力の話ではなく人間的な強さのことだと思いますが、それでも多少は剣士としての実力も加味されていると思います。
実際に当時見習いだった炭治郎の前で列車8両中、5両を守り抜いた実力は衝撃的だったでしょう。
仮に煉獄が柱稽古をしていて、痣を発現していたら
柱稽古もなしに、上弦の参をあそこまで追い詰める実力。
仮に痣を発現していたら、作中でも上位の実力に食い込んできそうな気がします。
杏寿郎は父親に
剣の才能がないから、命を捨てる羽目になるんだ
と厳しい言葉をかけられています。
とんでもないことです。
はっきり言って、下弦討伐の任務に上弦の参が乱入してくること自体がイレギュラー中のイレギュラーですよ。
交通事故とか、そういったレベルで運が悪かったとしか言いようがありません。
例えるなら、高校野球の試合でプロ野球選手がマウンドに上がってくるようなものです。そんなの勝てっこありません。
圧倒的格上に前情報もなく対応したのでやっぱり煉獄さんはすごい
しかし、それでも杏寿郎は善戦しました。
その実力は上弦の5~6程はあったと思います。
恐らく妓夫太郎ぐらいならば、単騎で討伐できる実力はあったろうと思います。
そんな杏寿郎が、柱稽古をして剣技を磨き、痣を発現できるようになったのなら無限城の攻略は少しばかり楽になっていたのではないかと、推測できます。
煉獄さんが生きていたら、柱の中で何番手に位置していたのか。
作中でも、柱の強さには格差があります。
その中でも、風柱と岩柱は
ツートップである
と称される強さを持っていました。
個人的にはここに食い込んでくるほどの強さは身についていたのではないかと思います。
煉獄、実弥、行冥
のビッグ3が完成していたのかもしれません。
一撃の威力が高い炎の呼吸と身体能力を向上させる痣。加えて、赫刀や透き通る世界。
限界まで力を高め、躍動する煉獄杏寿郎が見てみたかったです。
そして、猗窩座とのリターンマッチをして、見事打ち取るところも見てみたかった、
と一読者としては思っています。
まとめ。煉獄さん、普通に強いぞ。
まとめとしては、上の通りです。
序盤の方で命を落としてしまった煉獄さんですが、連載終了まで猗窩座の強さが格落ちしなかったので、それに伴って煉獄さんも普通に強いことが分かりました。
強さと人間性を両立させ、己の人生をまっとうした熱き柱、煉獄杏寿郎。
その生き様は多くの読者の胸に刺さっているのではないかと思います。
ブログ主の感想
元々、かなり好きなキャラでした。
潔く、強く、真っ直ぐな人で嫌いになる方が難しい漢です。
僕はシンプルで強い人が好きなので、その趣味とマッチしているのが煉獄さんで、ついでに行冥さんもめちゃくちゃ好きでした。
そして、先日テレビで放送された無限列車を見て余計に好きになってしまいました。
行冥さんがぶっちぎりで大好きだったのですが、それに2,3歩迫るぐらいに好きなキャラクターになりました。
その生き様はまさしく、侍を思わせます。
そして、鬼滅の単行本を振り返ってみてみると、
あれ、煉獄さんって普通に強くないか・・・?
と思ったので、文章に直して書き出してみました。
いかがでしょうか。
煉獄杏寿郎の強さについて、考察してみました。
実際に、煉獄さんを強いと思っている人は結構いるようなので、ブログ主が書いたことはそこまで間違っていないように思います。
ご清聴ありがとうございました。他の記事もあるので、良ければ遊んで行ってもらえればと思います。
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