MAJORとか言う名作野球漫画は面白いの?【名シーン多し】 / American valhalla~アニメまとめブログ~



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MAJORとか言う名作野球漫画は面白いの?【名シーン多し】

僕が野球というスポーツが大好きになった要因の一つを上げるのであれば、このMAJORという作品は避けて通れません。

満田拓也原作のこの漫画は、多くの野球人に対して夢と希望を与えた作品でして、いまだに熱狂的なファンがいると言えます。作品の特徴を上げるのであれば、

本田吾郎、茂野吾郎という野球人の人生について描いた作品です。

主人公の吾郎は言ってみれば野球バカで、そこまで難しく考えることが出来ないキャラクターなのですが、物事を単純に考えるからこそ、出てくるセリフの一つ一つには思わず考えさせられてしまうのです。

 

野球が好きではない人も熱中できる名作なので、良ければ読んでみてはどうでしょうか。

一社会人として生き方を見直していきたい人にはぜひおすすめです。

 

MAJORという作品は面白いのか?

抜群に面白いです。10人いれば8人、9人は太鼓判を押すぐらいに面白く、残りの一人も吾郎君の生き様が気に入らないとかそういった理由でこの作品を評価できない人だと思います。

 

吾郎というキャラクターは実にカッコいい生き様をするキャラクターでして、そこがこの作品の人気を呼ぶポイントになると思うのですが、他のキャラクターの生き様も見習えるところがあります。

ギブソンや、おとさん、佐藤寿也。それから才能には恵まれていないものの、自分なりに頑張って努力していく泥臭いキャラ達。

そこから学べる、人間的な哲学は読んでいる人間を

頑張ろう

と思わせる力に満ち溢れていると思います。

 

この作品をお勧めしたい人

  1. 一歩を踏み出せずに遠巻きから見ている人
  2. 行動力を高めたい人
  3. 努力の本質を知りたい人

個人的に、この作品は着火剤だと思っています。心の中には燻ったものがあるものの、きっかけがなくて動き出せない。そういった人は黙ってみてみると良いと思います。

勇気がもらえます。

 

人間は考えるが故に失敗します。書く言う僕自身もいろいろと考えて、予防線を張ってから行動に入ります。

 

それでも、吾郎は直線的に動きます。壁があってもそれを避けずに、乗り越え、時には壊そうとします。

好きなことのために、自分がやりたくないことをする。

自分の人生を楽しく、そして充実していきる上でのヒントを教えてくれる気がしますね。

 

それでいて、続きが気になる構成になっている。

漫画としての話の作り方もしっかりしています。だからこそ、多くの人間に受け入れられて5000万部モノ売り上げを誇っているのだと思います。

作品としては

  1. 幼少期編
  2. リトルリーグ編
  3. 中学生編
  4. 海堂高校編
  5. 聖秀高校編
  6. メジャーリーグ編
  7. 日本代表編
  8. メジャーリーグ~引退編

とかなりのロングスパンを誇ります。

ファンの中では、色々な論争が起こっていますが、基本的にどの話もしっかりと作り込まれているので、読み応えはかなりあります。

個人的には、海堂高校編が好きですね。

MAJORという作品における茂野吾郎というキャラクター

ここまで、茂野吾郎についてかなり良い風に書いてきたのですが、実のところMAJORという作品において茂野吾郎は作中屈指の悪役です。

 

一応主人公なので、悪役ではないように描かれていますが、大人になって読み返してみると

「ちょっとおかしいよな」

と感じるシーンが散見されます。

 

せっかくなので作中において、この吾郎がやってきた悪行について語っていこうと思います。

 

寿也の人生を振り回す

初犯。

中学時代、プロ野球選手になるため海堂に入ることを懇願していた寿也に対して、吾郎も同じく海堂にスカウトされる。

しかし、

「自分は海堂に入りたくない」

とスカウトを一蹴。追い返した理由として、

「佐藤寿也のいる海堂に入ってしまえば、自分は寿也と戦えなくなるから。」

 

結果、スカウトは寿也の海堂入りを見送る。

 

しかし、眉村率いる海堂付属にぼこぼこにやられた吾郎は、やっぱり海堂に行きたいと言い出し、寿也もこれに付き合わせる形になる。

最終的に祖母、祖父の年金を解約し入学金をひねり出すことに成功。なんとか海堂に行くことになる。(この時点で相当無理している)

しかし、海堂に入ってからある程度立つと、

「やっぱり海堂を倒したい」

と言い出して、自分から海堂を出ていこうとする。

言うことが2転3転して全くもって一貫性がないのであり、これは現実においてのサイコパスの特徴とも言われている。

 

ただ、こんな吾郎に対して、

そんな君だから好きなんだ

と寿也もまんざらではない様子だった。

 

その後も二人の友情関係は一切崩れていないので、作中ではベストカップルとの呼び声も高い。

因みに吾郎が清水と結婚したのは、見た目が寿也に似ているからではないか?

という説も浮上している。

 

人にデッドボールを当てておいて、「よけろや下手くそ」

吾郎は中学校から高校にかけて、かなり自分勝手に描かれている。聖秀高校編において海堂高校と戦うことになった一幕。

吾郎は相手投手である阿久津にデッドボールを当てておいて

「よけろや下手くそ」

と全く悪びれる様子がなかった。

百歩譲って、気性が荒い投手とか普通の投手なら、こういったことを言うのは仕方がないかもしれない。

しかし、吾郎は過去にデッドボールで実の父親が死去している。それに加えて、その父親に対して

「デッドボールなんてよけれない方が悪い」

という女の子に対して、

「吹っ切れたよ」

などの発言をしているし、加えてデッドボールに対してイップスも発症している経緯もあった。

デッドボールに対して人一倍敏感でなければならないような人間も関わらず、自分がこれといって関心を示さない相手に対しては「この態度」である。

 

とはいっても、野球は投手中心に回るスポーツなので、こういった性格の方がピッチャー向きなのかもしれない。

 

明らかに通らないような屁理屈を言う。

特待生との試合における一幕。

どんな相手とも真っ向勝負を求める吾郎は、得に強打者に対してそれを求めることが多い。しかし、マニュアル野球の中で然るべき場面でバントをした薬師寺に対して苦言を呈する。

「お前にはバッターとしてのプライドがないのか?」、と。

ただ、基本的に一発勝負の高校野球において勝つ確率の高いプレーをするのは当たり前である。

だから、この時点でも吾郎の言い分は明らかにおかしい。しかし、こんなものはほんの序の口である。

次の回にランナー三塁に言った吾郎は、バッターボックスに立っている草野と口裏を合わせるしぐさをする。しかしながら、周りも

さきほどの吾郎の口ぶりからバントはないだろう

と、予測。バント警戒なしでプレーをするめる。ただ大方の予想に反して草野はセーフティスクイズ。作戦は見事にハマって吾郎は生還。

周りが開いた口がふさがらない中で、薬師寺が吾郎に対して苦言を呈することになる。ただ、吾郎は全くもって悪びれる様子もなく

それは俺がピッチャーだったときの理屈だろ

と開き直り、さらに

ランナーの時はどんなことをしてでも、ホームに帰ってきたいに決まってんだろ!?

と付け加える。

 

どう考えても不条理ではあるし、周りの人間も黙っていたからこのまま話は進んだのだが、明らかに自分勝手な言い分である。

 

その他にもある圧倒的な傍若無人ぶり

この作品は決してそういった角度で見て、楽しむものではないです。

しかしながら、作品の勢いに任せずに吾郎の言動や行いを注視してみると

「明らかにそれっておかしいよね」

という場面が見られます。

 

とはいっても、実際にある程度の運動センスがあってそれなりに自信があるスポーツ選手はこういった自分勝手な行動が見られるので、ある意味ではリアルかもしれません。

 

日本屈指の大エースであるダルビッシュ有も、高校時代はタバコを吸っていましたから、それに比べれば吾郎のやっていることはルールの範囲内ですし、たくさんの人間を踏みにじる行為も厳密に言えば法には触れていないので問題ないのかもしれません。

(牛丼屋でお客さんにドロップキックをかましていましたが。)

 

ただ、悪く言ったモノの、茂野吾郎はやっぱりカッコいい。

ここまで悪くいっておいて、いまさら何かを言う資格すらないのかもしれませんが、そういった悪の部分を踏まえても茂野吾郎は

野球漫画の主人公

として、この上なく輝いていると言えます。

 

まずプレースタイルがすごくカッコいいです。

基本的には直球一本に頼り、打者を真っ向勝負でねじ伏せていくスタイル。

プロに行ってからは浮き上がる直球と対照的に打者の手元で急激に沈む「ジャイロフォーク」を取得します。これもまたカッコいいです。

今のプロ野球で言えば、千賀晃大のような感じでしょうか。千賀投手は160キロを超える直球を持っているので、まさしくリアル吾郎といってもおかしくないかもしれません。

(大谷君は吾郎よりもスペックが高いので、ある意味では漫画家泣かせかも。)

 

ただ、MAJORが連載されていた当時は160キロを超える日本人のパワーピッチャーなんていなかったので、見ている人間としてはロマンを感じました。

それに加えて、打席においても長短打を打てて、走塁もアグレッシブ。

 

まさしく野球の面白さを一身に詰め込んだ人間こそが、茂野吾郎であり、そういったキャラクターを見て野球に励んでいた子供たちはきっとたくさんいるはずです。

 

MAJORという作品は完成されていた。

ということで、ここまで書きましたが、個人的に

MAJORという作品は完成されていた

と思います。一人の人間の野球人生をここまで掘り下げた漫画って中々ないし、連載開始から終了まで、途中でだれることはありましたが、それでも綺麗な形で終わらせたのはファンとしてもすごくうれしかったです。

 

僕自身この作品をたまに見返したり、読み返したりして、勇気をもらいます。

 

皆さんも野球というスポーツを学びながら、背中を押してもらいたいときはメジャーを見てみることをお勧めします。

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